外資系エアラインと自社養成について質問です。
管理人様
はじめまして。現在大学1年生でパイロットを目指している者です。このブログを通じて勉強させて頂いています。
質問です。自分はある外資系の航空会社に就職したいと思っていますが、実際にそこに務められている方に相談したところ、日系のエアラインでキャリアを積むようにとのことでした。外国人として採用する以上、新人の段階からの訓練は経費的に厳しいのでしょう。
その方の助言に倣い日系のエアラインへの就職をまず目指すことにしましたが、航空大学校(以下航大)にするか、自社養成にするかで迷っています。航大では訓練費用は自己負担ですが、その費用が大きく(最新の学校案内によれば年間授業料だけで804,000円)、育英会クラスの奨学金でもなければ無理です。一方で自社養成では訓練費用は全て会社が負担しますが、その費用の大きさから転職が難しくなるのではないかと危惧しています。会社に対しても転職は申し訳ない気がします。
尚、大学では未だ奨学金を借りていません。また、自社養成以外の選択肢は費用自己負担のライセンス取得という点で、ここでは航大側の選択肢にまとめています。
管理人様のご意見をお願いします。貴重なブログ、ありがとうございます。
By Airbus A340さん
回答
Airbus A340さん、ご質問ありがとうございます。
うーん、なんとも答え難い質問ですね。
正解などないと思いますが、僕の思うところを述べます。
夢を追いたいのであれば遠慮などしてはいけません、 パイロットを目指すのあればあらゆるチャンスを全て追いかけるべきだと思います。
自社養成試験も航空大も非常に狭き門です。なりふりかまわず目指すようなやつらがごろごろいる試験です。
なぜ君が外資の会社にこだわるのかには理由があるのでしょうが、まずはパイロットになる入り口に立たなければならないのはよくわかっていると思います。
選んでいる余裕などありません。
自社養成はもちろん、航空大に行ったとしてもまずは日本の会社に入ることになると思います。
そこで受ける訓練も甘いものではありません。
また莫大な費用をかけてパイロットにしてもらう以上はそこで勤めを果たすのが当然だと思います。
君ももしある航空会社に受かって、そこでパイロットになったとすれば、おそらく同じ感覚を抱くと思います。愛着もわきます。
しかし、それでも君がその外資の航空会社に行きたいのであれば、君にとってそれだけ大事なことなのでしょう。
自分の納得のいくタイミングで転職をすればいいと思います。
まあそんなとこでしょうか?
ただ僕にも外資エアラインのパイロットの友人がいますが、個人的にはやはり日本の会社が居心地いいんじゃないかと思います。
とにもかくにも甘い道ではありません。頑張って下さい。