パイロットに向いてる性格について質問です。

いつも楽しく読んでます!!
パイロットに向いてる性格について質問なのですが、
例えば鈍感、または神経質や几帳面。
外交的、または内向的。
どちらの性格が向いているのでしょうか。
他にも何か向いてる性格やこういう人が多いなどがありましたら是非聞いてみたいです。
良ければお願いします!!
By ボブさん
回答
ボブさん、ご質問ありがとうございます。
パイロットに向いている性格ですか、面白い質問ですね。あくまで僕の思うところで答えます。
挙げてくれた例の中から考えていくと、パイロットには状況認識という能力が必要です。ルートや目的地の天候はどうなっていくのか、とか、もっと細かいところでは前の飛行機が近くて、自分は多分減速させられるだろうなーとか。
そう考えると、鈍感ではダメですね。テレビゲームの中ではそれでもいいですが、現実世界ではいろんな状況があって、それに影響を受けながらフライトをすることになります。
鈍感な人より、いろんなことに気が回る人の方がいいと思います。
それは几帳面や神経質というのとはまた違う気がします。しかし総じて、そういう人の方が周りのことがよく見えているのかもしれませんが。
外交的、内向的でいうと、やはりチームで共通の認識を持ちながら飛行機を飛ばすという意味で、外交的の方がいいのかもしれません。
でも上のようにどちらかがいいかと言われるとこっちかなぁという風には思いますが、じゃあどんな性格が?と言われると、、
強いて言えば、素直な人です。
逆に、強情な人。人の意見や指摘を聞けない人は向いていないと思います。
知っての通り、空を飛ぶのは簡単ではなく、特殊な技術を必要とします。
今まで考えたこともなかったようなことを考えないといけないし、操縦も最初からうまくできる人はいません。
セオリーはあっても、自分でやるとなるとうまくいかないものだし、やはり経験がものをいう仕事だと思います。
そんな中で、教官や同期に言われたことにムッとしてしまって素直に従えず(そういう人は少なくないと思います)、成長しない。
これは訓練の途中でフェイルしてしまう例の一つではありますが、性格として向いていないんだろうなと思います。
こういう人は負けず嫌いな人が多く、他の仕事であれば本人が人一倍努力して飛躍することもあるでしょうが、パイロットとしてはそれはかなり稀なんだと思います。
それ以外は、フライトに対して不利な性格であったとしても、フライト中はそれを出さないようにすればいいだけだと思います。
僕自身も、特に性格的にパイロットに向いているとは思いません。しかし、いろいろ経験や失敗をしながら学んで行くものなのだと思います。
以上、思っていたよりも重たい話になりましたが、参考にしてみてください。