パイロットと寿命

はじめまして。
私は航空大を目指している者で、いつもブログを楽しく拝見させていただいています。
2点質問があります。
1点目はパイロットと寿命についてです。
インターネット上で、放射線・電磁波・時差・ストレス等様々な理由からパイロットの寿命はやや短めであると書かれています。しかし、実際に調査をした結果、そんなことはないと書かれている論文も目にしました。
このことについて、周りの状況を実際見たり聞いたりしている立場から、何か感じることはありますでしょうか。
パイロットの方にこんな質問をするのもどうかと思ったのですが、失礼でなければ教えてください。
2点目は全日空とエアーニッポンの採用です。
現在航空大の卒業生は全日空やエアーニッポンに行く割合が高くなっていますが、全日空とエアーニッポンが合併すると、やはり採用数は以前の全日空+エアーニッポンより少なくなるのでしょうか。正確なところは分からないかもしれませんが、よろしければご意見頂戴したいと思います。
よろしくお願いします。
回答
ご質問ありがとうございます。パイロットと寿命について。
面白い質問ですね、僕もパイロットを受験する前にそんなことをどこかで読んで、なるほどなぁ、とか思ったことがあります。
僕も興味を持ったのでちょこっと調べてみましたが(ネットサーフィン程度です)、データに基づいていたり、根拠のあるものはありませんでしたね。ウソなんじゃないかな?
実際に僕の知人を見てみても、特にパイロットは寿命が短いなんて感じたことはありませんね。60歳近くでも全然元気に飛んでいますし、退職してゴルフ三昧のじいさんもたくさんいます。
質問者さんが上で述べられているように、放射能、電磁波、時差やストレスの激しい仕事であることには同意しますが、それが寿命が短くなる程度だというには大袈裟過ぎる気もします。それに僕なんか平均して8時間以上寝ていますが、他の業界に行った大学の同期なんかでは平均睡眠5時間を切ってる人もいます。そっちの方が体にはずっとキツイ気がします。
次に、ANAとANKの合併について。
これでANAとANKの合計のパイロット採用数が減ることを懸念されているようですが、たぶん減ると思います。
ただ、この前航空大の学生と話す機会があり耳にしましたが、今はANA WINGSの採用があるそうなので、ANA+ANK+WINGSの合計ではむしろ採用数は増えているのではないでしょうか?
ここでは書くことは辞めておきますが、WINGS設立にはいろいろな事情があります。もし知人にANA関係者がいるようなら、そこについて直接聞いてみるといいでしょう。
短い回答となってしまいましたが、面白い質問であり、また後者については掘り下げると航空業界のいろんな部分が見えてくる質問だと思います。ぜひいろんなことに興味を持って、また調べてみて下さい。