家庭環境について相談です。

管理人様こんにちは。いつも有意義な記事をありがとうございます。

以前質問をした際は私はまだ高校生でした。あの頃は漠然とパイロットかっこいいな〜と憧れを抱いてただけなのですが、あれから月日が経ち自分の夢が再燃しました。

現在は大学3年で、今年度の航空大学校の入試へ向けて日々準備中です。心配だったので航空身体検査も自費で受けてきましたが、危惧していた通りアレルギー値が引っかかりました。ただ第一種の身体検査には適合であるという事を航空身体医の先生に言って頂き、また私と同じような花粉症で悩むパイロットも沢山いると聞き、自分が特別な境遇ではない事に安心しました。

とは言え他の受験生に比べたら不利である事に変わりはないので、治療に専念しています。

前置きが長くなってしまいました。本題なのですが、私は母親にパイロットを目指す事を猛烈に反対されています。

母は夢を語るより現実的な道を選びなさいという人で、以前自分の夢を告げたら、このご時世に何故航空業界?
パイロットは女性がやる仕事ではない、それなら専業主婦になった方がマシだと大反撃を喰らってしまいました。

ここまで反対されると思っていなかったので、自分としても複雑な心境になってしまいました。と言うのも自分の両親は数年前に大喧嘩をし別居状態で、それ以来母は精神を病んでしまっています。

また一人娘であり親戚も近くにいないので、自分が母の精神的支柱である事は理解してます。
そのため、私が母を守らなくてはという気持ちも強く、母の望む娘にならなくてはという気持ちと、自分の夢を叶えたいという気持ちの狭間で葛藤しています。

しかし航大に進むとしたら両親に学費を出してもらわなければならないし、航大の面接でも家庭環境や家族に応援してもらってるか?と言った質問があると聞きます。

なのでどうしたら気持ちが通じ合えるのだろうと悩んでいます。父親には本気でやり切るなら目指していいよと言われています。

管理人様は学生時代、両親に夢を肯定して応援して貰いましたか?
また私はもっと気負わずに自分の道を信じていいのでしょうか?

特殊な家庭環境である事は理解してます。また重苦しい話になってしまい申し訳ありません。
でも私は本気でパイロットになりたいのです。何処にも自分の想いを吐けなかったのでここで相談させてください。

よろしくお願い致します。
長文失礼しました。

By とわさん

回答

とわさん、相談ありがとうございます。
複雑な家庭状況ですね、思いを吐き出せる場所があって本当によかったと思います。

とは言え、家庭の状況は人それぞれで、『どうしなさい』ということは決して言えないですが、気を紛らわすためにも僕の話をしましょう。

実は僕がパイロットを目指してみようと本気で考えたのは大学の2年か3年生の時で、当時僕は一人暮らしをさせてもらっていました。若気の至りか、母親に『俺パイロットになるから』とかわざわざ電話して言ったような気がします。

その時の母親の反応は、「あ、そう。」
そんなもんでした。

まあこの辺が家庭環境が全然違うなぁと思うとこなのですが、決してうちの親が冷たいとか、応援してくれないとかそういうことではなく、僕は次男ということもあったと思いますが、親は僕のやることにあまり干渉しませんでした。

受験だって自分で決めて、親にどうこう言われたこともないし、将来の仕事だって自分で決めて当然。
むしろ親に言う必要すらないと思っていました。

しかしお金がかかるところはやっぱり親の許可がいるので、そこはちゃんと説明する責任があると思います。
しかし、今振り返ってどうなんだろう。僕は自分の昔のその状況がすごくよかったなと思います。

自分の将来は自分で決めて当然です。だって、自分の将来、誰も責任なんかとってくれません。
親でもです。

親の言う通りやって自分の人生がめちゃくちゃになってしまっても、親は責任とってくれません。
その後の辛い人生を生きていくのは自分です。

だったら自分で決めた方いいですよね。

僕の場合、親に思い切り応援されてもなんだか重たいので、ほっといてくれるくらいでちょうどよかったなと思います。まあ僕みたいなのがパイロットになるなんて誰も信じてなかったのかもしれません。

というのが僕の話です。まあだからなんだという話でもないのですが。

君の場合は母と二人暮らし、他の様々の状況で、僕とは全く事情が違うとは思います。
お互いに言われたことに対して頭にきたり、カッとなってしまったりするとは思いますが、まずは腰を据えてちゃんと話すことが必要だと思います。

あったかいお茶でも入れて、落ち着いて話せる状況を作った方がいいでしょう。
そこで自分がどんな風に考えているのか、冷静に話す。それで分かってくれるかはまた別の話かもしれませんが、その時はまたその時にどうするか考えればいいんじゃないかな。

僕はそんな風に思います。

以上です。悩ましいとは思いますが、応援しています。
またなんでも相談してください。