訓練フェイルした人はどのような人生を送っていますか?

はじめまして。いつも楽しく見させていただいています。

パイロットのフェイルした人や自らやめた人のその後についてすごく興味があるのですが皆さんどのような人生を送っているのでしょうか?

やはり優秀な方が多いイメージなのでフェイルや辞めたあともちゃんと人生を立て直せるのでしょうか?

By 訓練の進捗が悪く病み始めてるパイロットさん

回答

訓練の進捗が悪く病み始めてるパイロットさん、ご質問ありがとうございます。
訓練がうまくいっていないと病んできますよね。僕にも経験があります。

訓練フェイルした人がその後どうするのか、やはり人それぞれです。
訓練のソースにもよると思いますが、自社養成であればそのまま職種転換で雇ってくれるので、そのまま他の職種で働く人も多いです。

他に僕の聞いたことのある話では、総合商社に転職したり、帰国子女だった人が国連の機関に転職したという話も聞いたことがあります。

聞こえてくるのはそういう華々しい第二のキャリアを掴んだ人の話が多いのですが、フェイルした後、同期ですら連絡が取れなくなってしまったという話もよく聞きます。

やはり人それぞれです。綺麗なことばかりではありません。

しかし他によく聞くのは、例え自社養成や航空大でダメになってしまっても、自費で海外でライセンスを取得してエアライン採用に漕ぎつける人です。

例えある場所で失敗してしまったとしても、他の場所でなら成功できるかもしれません。
諦めなければチャンスはずっと続きます。しかし失敗をちゃんと認めて、原因を分析して、次に繋げる姿勢が必要です。

人生のどの段階においても、失敗したらそこで終わりではありません。
失敗した自分が恥ずかしいと思う必要はありません。なりふり構わず頑張ることはみっともなくありません。

ライセンスを取ってきてエアラインに採用されてからもそこからの訓練でフェイルしてしまうことがありますが、それでも他のエアラインにトライする人がほとんどです。そしてそのほとんどが、どこかでパイロットになれます。

諦めなければ、チャンスはずっと続きます。

訓練がうまくいかない時は弱気になってしまうことはよく分かります。
でも自分はなんでパイロットになりたかったのか、もう一度思い出してみてほしい。
仲間に相談するのもいいでしょう。誰かに助けを乞うことは恥ずかしいことではありません。

気持ちを強く持つことは大切なことです。
かっこ悪くてもいいから、自分を奮い立たせてみてください。