航空大学校・自社養成パイロットの違いについて質問です。

気になったので質問させてください。
【自社養成】
大学卒業後航空会社に入社    
【航空大学校】
大学二年の時点で受験資格を満たしていれば入学可能
だと思うのですが、もし仮に航空大学校に大学二年で合格したとすれば、自社養成の人たちよりどのくらい早く副操縦士になれるのですか?
また、航空大学校を卒業し、各航空会社に入社したあと何か訓練などがあるのでしょうか?
自社養成では地上勤務があるらしいですが 。
あと、自社養成のパイロットと航空大学校のパイロットでは給料や昇進に違いが出るのでしょうか?
By YEDI6さん
回答
YEDI6さん、ご質問ありがとうございます。
航空大卒だと自社養成よりどれくらい早く副操縦士になれるのか?
僕もちゃんと考えたことがなかったので、ここで考えてみましょう。
でも会社によって違いがあると思うので、あくまで一例ということで。
まず自社養成:
だいたいは入ったら一年前後の地上研修があります。
しかしここですでにコースによって違いがあります。半年程度で地上研修を終える人もいれば、1年半以上も地上研修をする人もいます。
だからこの時点ですでに同期であっても副操縦士になれる時期が半年以上ずれてしまいます。
そこから副操縦士になるまで4年前後だとして、だいたい入社から4−5年でパイロットになれるくらいでしょうか。
次に航空大からの入社:
航空大もコースによって入学時期が分かれていますよね、一つ目のコースから最後のコースで、約1年弱の差があるとしましょう。
訓練が2年で、基礎免許の取得までいきます。そこから航空会社にストレートで入社したとして、ここから実用機(今エアラインで飛んでいるような飛行機)の型式の免許取得のための訓練を行いますが、これもまたその航空会社の状況によって投入のタイミングが異なります。その間半年程度の地上研修をしたとして、それから副操縦士になるまで2年弱くらいかな?この間にはOJTといって、機長、訓練生(自分)、監督の副操縦士をオブザーバーシートに乗せてのトレーニングが行われます。
合計で航空大入学(の4月)から、4−5年ですね。
そう考えると、やはり2年早くパイロットの道に進む分、2年早くパイロットになれるという感覚でいいんじゃないのかな?
でも注意してほしいのが、タイミングによって1年近く副操縦士になる時期が変わってしまうのは普通です。もっとずれる人もいるでしょう。
最後に航空大卒の人と自社養成の人で昇格や給料に違いがあるのかですが、ありません。
回答はそんなところです。頑張って下さい。