ローカライザーの幅に関して質問です。

こんにちは、いつも見てます。
ローカライザーの幅について質問があります。
ローカライザーアンテナから伸びたビームは滑走路末端で210mの幅になるように調整されていて、それは計器上においてフルスケールで表示されるとaimに書いてあるんですが、例えば滑走路から10マイルにいれば10マイル地点でのビーム幅が、そのままフルスケールになるという認識で良いでしょうか?
某空港では10マイルでのビーム幅は0.76マイルになりましたので、片側2ドットの計器では1ドット0.19マイルのズレになると解釈してますが正しいでしょうか。
よろしくお願いします。
By 訓練生さん
回答
訓練生さん、ご質問ありがとうございます。
ローカライザーの幅の計算、懐かしいですね。僕も訓練生の時は計算しました。
君の解釈で正しいです。
知らない人のために説明しておくと、ローカライザーというのはILS:Instrument Landing Systemの一部で、滑走路に進入してくる飛行機に対し、縦方向、横方向ともに非常に精密なガイダンスを与えてくれる装置で、オートパイロットと組み合わせることで自動で着陸ができてしまいます。
その横方向のガイダンスを与えてくれるのがLOC:Localizerで、縦方向のガイダンスをGS:Glide Slopeといいます。
これは電波によって進入経路からのずれを計器上に表示してくれるものですが、ちゃんと使うには相応の知識が必要です。今質問者さんが聞いてくれているようなことですね。
ローカライザーは滑走路の終端側に設置してあって、そのビームの角度が滑走路の長さによって変わるということになります。
ILS
最近iPadを購入したので、せっかくだからApple pencilを使って絵を描いてみました。
いろいろ突っ込みどころ満載ですが、おいおい上達してくるかもしれないので暖かい目で見ていてください。しかし便利ですね。遊びも勉強も読書もこれ一台でできてしまいます。
このため、長い滑走路では、同じ10NMの残距離であってもビームの幅が短い滑走路に比べて狭くなるので、操縦する方はより難しいということになります。
IFRの訓練でしょうか?そうなると訓練もそろそろ佳境ですね。
しっかりと勉強して、うまく息抜きして、ライセンスを取得してきてください。