ショートスリーパーについて質問です。
いつも楽しく読ませていただいています。これからも頑張ってください。
私は文系の大学3年生で今年航大受験を考えており、一次試験に向けて猛勉強をしています。他にも、私は大学でサークルとゼミに所属しており、ゼミやサークルでは事務的な仕事を請け負っています。航大受験のための勉強と事務作業で最近は睡眠時間が減ってきています。身体検査もあるので健康に過ごすのが一番だということは重々承知しているのですが、仕事を任された以上はその仕事を中途半端に置いておくことができない性格なのでいつも就寝が遅くなってしまいます。
前置きが長くなってしまいましたが、ここから本題に入らせていただきます。私は4時間ほどの睡眠で足りてしまうのですが、ショートスリーパーであることはパイロットにとって不適合であったり不利益がありますか?ショートスリーパーだと特に脳波などに影響が出てしまうのかなという風に考えます。
また、管理人さんのお知り合いのパイロットの方でショートスリーパーの方はいますか?
長々と書いてしまい申し訳ありません。
By H250さん
回答
H250さん、ご質問ありがとうございます。
ショートスリーパーについて、面白い話題ですね。
実は僕自身、睡眠時間は長く必要な人間です。
やはり勤務前は朝早い時などはそれほど寝れないのですが、8時間は寝たい。
お休みの日は10時間くらい寝ています。
でもやることはそれなりにあるので、睡眠に使ってしまう分時間が少なくなってしまいます。
だからショートスリーパーの方が羨ましいなと思います。
前置きはこれくらいにしておきますが、僕の周りにショートスリーパーと言えるかはわかりませんが、睡眠時間が短い人がいます。
普段何時間寝ているのか聞いたことはありませんが、訓練時代に同期と共同生活をしていましたが、なんとなくこいつはあんまり寝ないでいいんだろうなと思ったことがあります。
ショートスリーパーであることが脳波に影響が出てしまうかどうかは僕にはわかりませんが、実生活ではメリットは多いと思います。
他の人に比べて時間がたくさん使えることは非常に大きいでしょう。それはパイロットに限りませんが。
また別の話になりますが、最近はパイロットの疲労管理について少し問題になっています。
過去の世界中の事故事例を鑑みて、パイロットの疲労が原因の一つであるとされているものがいくつかあり、事実、夜通しでフライトをし、また時差の影響も受けるパイロットにとって睡眠というものは非常に大事なものです。
正確な数字を忘れてしまいましたが、3時間の睡眠の不足分はお酒何杯か分飲んだ時ほど人のパフォーマンスが下がるという実験結果があります。
スケジュールによっては、昨日は朝6時起床、今日は朝5時、明日は朝4時起床なんてパターンがあったりしますが、こういうパターンは非常にきついです。
8時間寝たいと思っていても、朝四時起きだと夜八時に寝なければなりませんが、まあ寝れません。
もう長年この生活をしているので睡眠時間の多少の変動には慣れてきましたが、やはりきついですね。
そう考えると、いつでもどこでも寝れるってタイプの人は強いんだろうなと思います。
そんなとこでしょうか。
短い時間でもしっかりと休息が取れていればいいんじゃないかなと僕は思います。むしろ時間がたくさん使えて羨ましい。
脳波について気になるのであれば脳波検査に行ってみてもいいのかもしれません。