尾翼について質問です。
飛行機を見ていて思うのですが着陸した後ランプへスポットインする時尾翼が曲がった状態で入っています。
そのあと駐機中も曲がったままです。なぜ誘導路を走行中に尾翼を直さないのか教えてください。
By まろんさん
回答
まろんさん、ご質問ありがとうございます。
花粉が飛んできましたね、僕は花粉症なのでこの季節は本当に辛いです。
マスクは今は貴重だし、辛いなーと毎日過ごしていますが、同じく花粉症の同期に教えてもらって、花粉を入れないメガネを買ってみたところ、とても快適です。
鼻水と目の痒みやまぶたが重たくなってしまって集中力を削がれますが、これがかなり改善しました。
通勤中にくらいしかかけないですが、普段外を歩いているだけで目に大量の花粉が入っているんだろうなと感じられます。
LOFTとかで売っているので、花粉症で悩んでいる方は、ぜひ検討してみてください。
最近は顔に花粉スプレーをふって、その上にマスクとメガネをかけて外出しています。変質者みたいですが、実際快適なんだからしょうがない。
またなかなかマスクが手に入らないですが、愛読しているロケットニュースでマスク自作記事が出てきました。
ロケットニュース
うちのマスクも残り少なくなってきたし、でも転売のぼったくりマスクを買うつもりはないので、なくなったらこれを試してみようかと思っています。
さて、長くなりましたが本題です。
スポットインの時に尾翼が曲がった状態で入ってきて、そのままにしている飛行機がある理由ですね。
よく見ていますね、垂直尾翼のことだと思いますが、この位置はラダーペダルのポジションと対応しています。
また飛行機にもよるとは思いますが、このラダーペダルは地上走行中においてはステアリングを動かします。地上走行の方向操作には、操縦桿とは別にステアリングを動かすハンドルがついていて、これを使ってターンするか、ラダーペダルを踏んでターンするかの2択になります。ティラーの方が大きくステアリングの角度を変えられるので、大きな旋回にはティラーを使うし、低速度ではティラーを使うのが一般的ではあるけど、細かい調整はラダーペダルを踏んだ方が楽なこともあるし、人によってどちらを使うか好みもあります。
この時、地上走行中にラダーを踏むと、ステアリングと同時に垂直尾翼も左右に動いています。
この状態でスポットに入ってきたならば垂直尾翼が曲がっているので、外から見てる人には変だなーと思うこともあると思います。
また他に考えられる原因は、風ですね。
風が強いと、垂直尾翼や水平尾翼などの大きな舵面は動きます。
ハイドロ(油圧)がかかっていればその力によって抑えられますが、スポットに入ってエンジンを停止させた後はハイドロをカットします。
すると風に動かされる舵面を支えるものがなくなるので、動いてしまったり、曲がったまま駐機されているのだと思います。
特に垂直尾翼が曲がったままの状態でも支障はないので、パイロットはあまり気にしていないと思います。
回答は以上です。
自分でも気にしていないところ、新たな気付きになりました。
またなんでも聞いて下さい。