パイロットには飲み会はありますか?

お久しぶりです。以前、「パイロットに効率的な頭は必要か。」というタイトルでご回答頂け、大変嬉しく思っているとともに、これからの励みにさせて頂けたところです。
再び質問をさせていただきます。
度々報道でも話題になる、パイロットの飲酒について質問です。パイロットは仕事柄、常に同じ場所に同じ人数がほぼ毎日居る、ということは少ないように思います。また、パイロットの人数自体も相当多いと思われます。ここで疑問に思ったのが、一般企業のある部署で行われる飲み会のように、パイロットでも大人数が集まって飲み会をする、ということはありますでしょうか。
時間の都合、仕事の時間帯、場所、どれをとっても他の職業とは異なるため、大変不思議に思います。
良かったら教えてください。よろしくお願いします。
by JUNさん
回答
JUNさん、ご質問ありがとうございます。もちろん覚えています。いつもこのページを読んでくれてありがとう。
パイロットに飲み会はあるのか?確かに、素朴な疑問ですね。
これは航空会社によっても違うのかもしれませんが、一般企業のような飲み会はエアラインでは少ないのではないかと思います。
一般企業でよく聞く、課の忘年会とか、部の新年会とかはうちではないですね。
もちろん、乗務する機材によって、また同じ機材でもグループに分かれていたりはするのですが、シフト制で常に誰かが働いていなければならない職場ではみんな参加というわけにはいきませんしね。
ただ、全くないかといえばそうでもないのですが。
参加できる人だけに限定して歓迎会を行ったりはしますし、同期や先輩とグランドミーティングを行ったりしますが、そのあとはたいてい飲みに行きます。
おそらく報道されているようなものは、そのパイロットが個人的にフライトの前日に飲んでいたり、ステイ先で決められた時間を過ぎて飲んでしまったのでしょう。
飲酒についての規定は、航空法や、また各航空会社のオペレーションマニュアルに定められていて、それをみんな当然のものとして守っています。航空法では、ざっくりいうとお酒の影響下にある時はフライトはダメ。オペレーションマニュアルでは、具体的にフライトから何時間前からはお酒はダメ。といった感じで決められています。
社内の飲み会で規定時間を超えて飲酒をさせるということは考えにくいですね。
回答は以上です。少しはイメージわいたかな?
みんなでワイワイということが少なくてつまらないと思う人もいるかもしれませんが、飲み会がいやで悩まされることもない。僕は一般企業に勤めている友人達の話を聞いていると、気楽でいいのかなと思っています。