航空大学校受験の準備に必要な期間と就職活動について質問です。

はじめまして。ぺーと申します。
突然のコメント失礼いたします。

現在大学3年生で、自社養成パイロット合格を目指しています。仮に合格できなかった時のために、航空業界への就職も視野に入れつつ就職活動を行っています。

最近の悩み事として、自社養成パイロットのみに絞って(他の就職活動をせずに)航空大学校入学への受験勉強を始めるか、就職活動が終わってから航空大学校入学への受験勉強を始めるかで日々悩んでおります。

そこで、管理者様にお聞きしたいことがございます。
私自身高校・大学と文系なのですが、独学で航空大学校受験勉強を行う場合、どれくらいの勉強期間・勉強時間が必要なのでしょうか??

前者を選択するメリットとしては、航空大学校の受験勉強を早くから始めることができる、デメリットとしてはそこから就職活動を再開する際なかなか受け入れてもらえない可能性もあると考えています。
後者を選択するメリットとしては、少し表現が汚いかもしれませんが、保険をかけておくことができると思っています。ただ、社会人になってから十分な受験勉強を確保することが難しいと思っています。

以上のことで日々悩んでいるのですが、管理者様のご意見をお聞かせください。
厳しい言葉でも構いませんので、どうかアドバイスをよろしくお願いいたします。

長文になってしまい、大変申し訳ございません。
お忙しいところ恐縮ですが、何卒よろしくお願いいたします。

By ペーさん

回答

ペーさん、ご質問ありがとうございます。
もう暖かくなってきました。この仕事をしていると気候に敏感になりますが、今年は比較的暖かかったし、雪も少なかった気がします。
春は穏やかな気候が多いので、パイロットにとってはちょっとした休息の時になります。

さて、質問の要約としては
①航空大学の筆記試験対策にどれくらいの時間がかかるか?
②航空大学の勉強を今始めるか、パイロット以外の就職活動が終わってから航空大の勉強を始めるかどっちがいいのか。

ということだと思います。
正直なところ①の準備に必要な期間は人によって変わると思うので正確には分からないですが、3ヶ月から半年くらいをみておけばなんとかなるんじゃないのかなぁというイメージです。

大事なのは自分の立ち位置を知ること。

一度航空大学校の過去問を自分で解いてみて、それでどれくらいかかりそうか感触を探っていくという方法がいいと思います。

すでに8割がた解けるようであればあと1、2ヶ月で十分かもしれないし、2割くらいしか解けないのであれば半年以上かかるかもしれません。
周りに志を同じくする人がいれば切磋琢磨することでその感触も正確になっていくと思います。

次に②についてですが、これも状況次第ではありますが、基本的には僕は保守的な人間なのでいわゆる『逃げ道』は残しておいた方がいいと思う派です。
だから僕が好む選択としてはどちらの選択でもなく、就職活動と航空大の勉強を同時進行で進めながら、本命の自社養成パイロットも全力で取り組みます。つまり全部同時にやる。

自社養成も航空大も狭き門なのだから、どれもダメだったということは誰にでもあり得ます。

全部やろうとするとどっちつかずになり結局全部ダメになり…というのはもっともそうにも聞こえますが、言い訳する前に計画を立ててみるべきだと思います。

過去問を解いてみて航空大の勉強にどれくらいの時間がかかりそうか?就職活動で受けようとしている会社の数は何社か?残された時間はどれくらいなのか?
大学の授業など使えない時間を引いて自分にその期間で毎日どれくらいの勉強時間、就活の準備時間を作れるのか。

これで行けそうならばやってみた方がリスクを減らして夢に挑戦できるわけだし、無理そうならば仕方がない。リスクをとって夢に賭けるのか(前者の選択)、夢が叶う可能性は下がるかもしれないけどリスクを減らす(後者の選択)ことを優先するのか選ぶ必要が出てくると思います。

パイロットへの志望度、リスクを許容できるかという君の性格なんかもその選択に影響するでしょう。
また①の話に戻りますが、自分の立ち位置がどこなのかで行うべき選択は全然変わります。まずは自分の立ち位置を知って、残された時間から自分にとって最も有利な選択を探す。そういう戦略的な考え方をした方がいいと思います。

以上、参考にしてみてください。
またなんでも相談してください。