戦闘機パイロットと旅客機パイロットのかっこよさを教えてください。

こんにちは。いつも興味深い記事をありがとうございます。
現在私は中学性で、旅客機パイロットを目指しています。

恐縮ですが質問があります。

今、私の戦闘機好きの友達が、視力が原因で航空自衛隊のパイロットを目指すのを諦めてしまい、落ち込んでいます。

旅客機ならば眼鏡OKだと聞いたので、

彼に「じゃあ、一緒にエアラインパイロットになろうぜ!」
と誘ったのですが、「旅客機パイロットはたいしてかっこよくないからいい。」 と言われました。

旅客機パイロットが航空自衛隊パイロットに負けないくらいカッコいいと言えるところはあるのでしょうか。

どうにかして彼に旅客機パイロットの素晴らしさに気づかせたいのです!
どうか、旅客機パイロットの

「えっ、カッコええ…」

となるところを教えてください!

By 747星人さん

回答

747星人さん、ご質問ありがとうございます。
旅客機パイロットの『カッコええ…』ですか。

難しいですね。かっこいいってのはとても主観的なものなので人それぞれ、何にかっこいいと思うかは違いますね。
僕も戦闘機乗りのことをかっこいいなーと思いますが、やはりそれは個人の能力や才能がいかんなく発揮される世界だろうなと想像するからだと思います。

映画『トップガン』を見るとやっぱ思いますね、戦闘機乗りはめちゃくちゃかっこいいなと。

でも僕は自分が学生の時は戦闘機乗りになりたいと思ったことはなくて、旅客機のパイロットにのみ憧れていました。
それはなんでかというと戦闘機乗りはあまりにも自分の生活からはかけ離れていて、自分がそうなっているイメージが湧かなかったからかもしれません。

また僕はキムタク主演のドラマ『グッドラック』を見てパイロットってかっこいいなーと思ったのがきっかけでもあるんですが、あれはキムタクだからカッコよかったんです。

というのは冗談で、やはり空を飛ぶという憧れや、その自分の知らない世界をよく知っていることへの尊敬や、
自分を律して努力を続けなければならない厳しさや、制服で颯爽と空港を歩いている姿とか、そういったイメージの集合としてパイロットをカッコいいと思っていたんだと思います。

だから君の友達が戦闘機パイロットのどこにカッコいいと感じていたのか、想像するに映画トップガンのようなヒーロー性にカッコいいと感じる人なんだろうと思いますが、それをエアラインパイロットには求められません。

空を飛ぶという点では一緒ですが、その会社の規定を遵守して一様に高品質なフライトを目指すエアラインパイロットと、敵機を撃墜するという目的を持つ戦闘機パイロットとは、むしろ真逆の仕事とすら言えるかもしれません。

なので、僕には君の友人をエアラインパイロットに引き込むだけの言葉はないというのが正直なところですね。

以上、質問に全く答えられていませんが、僕の個人的な考えです。