自社養成受験に向け留年か、修士課程へ進学後航空大受験かのご相談です。

はじめまして。かねてよりブログを拝見しておりました、Tommyと申します。
今回初めて、ご意見をいただきたく投稿させていただきました。自社養成受験に向け留年か、修士課程へ進学後航空大受験かのご相談です。

私の状況ですが、現在地方国立工学部4年、怠慢により単位不足による留年の危機にあります。不徳の致すところです。また、修士課程試験には合格しています。

今年度の自社養成試験はパイロットへの意識がふわついていた、修士受験に時間を取られすぎたため、受験していません。航空大の試験は二度受験し、1次試験で不合格。意識が足りず、勉強に身が入りませんでした。正直これまでの自分は典型的なぐうたら大学生といったところでした。

しかし、自分の目標はあくまでもパイロットであり、エンジニアではないことを最近になり改めて強く意識しました。そこで二つの進路で迷っています。

・敢えて留年・休学をし、すぐに卒業研究をやめ、来年度の自社養成と航空大受験のための準備を開始する。
・2月末まで卒業研究に没頭し、学部卒業・修士進学後すぐに休学し航空大受験に向け勉強開始。

自分の生活・学習習慣や逃げ癖や甘えに関しては、変わるべきところだと痛感しています。
このままの自分では勤まる職業ではないことは重々理解しているため、まずは英語や運動の習慣化をはじめとして変わるべく奮起しています。運動の習慣化には成功しました。

その上で、自分に今まで大きな成功体験がないことを踏まえると学部卒業まで本気で気張り、憂いなく航空大の勉強に専念することが自分を変えることの為になるとも思います。
ただ、航空大学校の一次試験に未だ合格したことがないことを考えると、留年をし、今すぐにでも時間をとるべきだとも思えます。その場合新卒として自社養成試験を最短で受験できます。

掲示板への初めての書き込みのため、拙く読みにくい文章ではありますがよろしくお願いいたします。結局決断するのは自分ですが、ご意見をいただけると幸いです。

By Tommyさん

回答

Tommyさん、ご質問ありがとうございます。
先週は強い寒気、低気圧の影響で国内線は荒れましたね。僕も飛んでいましたが、大変でした。
それと同時に年始は実家に子供を連れて帰ったりと、バタバタしますね。あっという間に時間がすぎてしまいます。

さて、早速ですが回答です。

まずはTommyさんの状況ですが、すでに大学4年で留年の危機ということですが、今期の単位を全て取れば卒業できるということかな?そうでないならば前提が崩れてしまって考え方が変わるかもしれませんが、とりあえずはそういうことにしておきましょう。

まずは絶対に留年しないように、大学の授業をしっかり受けましょう。
単位が一つ足りないばかりに卒業できなくて一年のビハインド。。というのは本当にもったいないと思います。
修士課程の試験に受かっているならばなおさらでしょう。

その上でですが、僕ならば修士課程にいながら航空大と自社養成試験を並行して受験します。
留年も休学もしません。どちらかが受かった時点で、休学するのかの検討はあり得ると思います。

僕も君と同じく国立大学の理系卒ですが、学部卒業時の自社養成、航空大受験ともに不合格になり、大学院卒時の自社養成試験で合格しました。

留年、休学することのメリットとデメリットを比較して考えていると思いますが、メリットとして『準備の時間がたくさん取れる』ということだけであれば、それはどうなのかな、と僕は思います。

そもそも自社養成パイロットの試験は準備がそんなに必要な試験ではないし、むしろある一定以上は準備したって結果は変わらない試験なのかなと思います。
航空大にしても一次の筆記試験くらいでしょう。

それであれば、毎日2時間とか、そのための時間をとって、学業とともにやった方がいいんじゃないかと思います。
当然その分体力的にも精神的にもきつくはなりますが。

パイロットが第一志望、という意思に対して、最善の手があるとします。
そして誰でもなれるわけではない以上、自分もダメになってしまう可能性は当然あります。

だからこそパイロットになれる可能性を最大化すると同時に、なれなかった時に自分が受けるダメージを最小化することを考えないといけないと僕は思います。

そのためにはよりキツい努力をしないといけないことが多いでしょう。
また『こっちをとるとこっちが立たない』というトレードオフも生まれます。

どうしても両立は難しいということであれば休学もやむなしかもしれませんが、どうなんだろう?
以前の航空大の試験はどれくらい勉強時間を取れて、どれくらいの結果だったのか。それによるのかもしれません。

以上、質問の趣旨に答えられているかな?
またなんでも相談してください。