留年について質問です。

こんにちは、現在一浪を得て大学で国際関係学を学んでいる者なのですが、実は去年、親の会社の後輩の方が全日空の自社養成パイロットに合格し、現在はすでに副操縦士として飛んでいるのですが、僕にいろいろと話をしてくれました。その方は部活で日本一になった方で何もかも凄い方でした。 
そこで、合格の決めてとなった事を聞くとやはり部活をやり抜いたことだそうです。 
そこで、僕はいま体育会系の部活をやってやり抜こうと思っているのですが、もう一つやり抜きたい事として大学在学中に英語をネイティブ並にコミニケーションを取りたいとアメリカ旅行に行った際凄く感じ、勉強面での目標にしました、そこで、自分にはお金がないので大学の交換留学制度か長期海外ボランティアを使って行きたいと思っているのですが、そのどちらの制度を使って留学すると一年留年する事になってしまいます。 
実の所をいうと、自分の大学は留年をカバーできるような一流大学ではなく、実質自分は二浪扱いとなってしまいます。 
管理人様が面接官の場合、このような経歴を持った自分が面接に来た時に採りたい人材または一緒に働きたいという人材になり得るでしょうか? 
また、海外でのボランティアなど留学など管理人様の海外経験を教えていただきたいです。 
よろしくお願いします。
By国立大学の4回の工さん
回答
国立大学の4回の工さん、ご質問ありがとうございます。
夢に向かい試行錯誤するその姿は素晴らしいと思います
あくまでも私ならですが、二浪してまででも自分のやりたいことをやっている人の方が魅力的です。
しかし、現実的な社会人として、そんなに簡単に留年を勧めるわけにはいかないのも事実です。
すでに熟考はされているものとは思いますが、留学や海外ボランティアに行ったまま留年せずに受験する道を模索してほしい。
受験の間だけ一時帰国するという手もあるのかもしれません。
僕が受験している時も、海外の大学に行っていて、就活のために今朝イギリスから着いたみたいな人がいました。こんなやつが自分のライバルなのか、と戦慄したものです。
そしてもう一つ。君には充分わかっていると思いますが、
質問の話にでてきたANAの方は、彼は決して部活で日本一になったからそれだけで自社養成試験に合格したわけではないと思います。
その部活の中で一生懸命努力して、その努力や悔しさ、充実感が自分の性格形成として返ってくる。
そうやって魅力的な人になったからこそ超難関の自社養成試験を突破できたのです。
つまり、必ずしも日本一になる必要はないし、逆にいくら凄い成績を残せたとしても、極端な話イヤなやつだったらパイロットにはなれないと思います。
それを忘れず、努力して下さい。
次に僕自身の話ですね。
僕の海外ボランティアの話ですが、私の場合は君が考えているようなものとは違うと思います。
期間が1ヶ月と短く、場所もフランスと先進国でした。
フランスでボランティアが必要なのか?と友人にはよく言われたものですが、僕がフランスに行きたいから選んだまでです。
しかし向こうでは辛いものでした。
もちろん日本人は一人もおらず、ボランティアの参加者はほとんどが英語ネイティブの方で、彼らの話す英語が僕にはほとんど理解できませんでした。
もちろん、大学受験でも英語は得意科目でしたし、英語には自身がありました。
それでも、英語で生活するのとは違いました。
海外の映画を字幕なしで料理しながら何気なくでも理解できるくらいの英語力があれば別なのでしょうが。
ボランティアの参加者と共同生活をしていましたが、身の回りのことも分担しますし、毎日ディスカッションもあります。
そのディスカッションのスピードが早過ぎて、僕は参加することができませんでした。
あれほど自分を惨めに思ったことはないかも知れません。
でも、とてもいい経験でした。
英語は以前としてなかなかうまくなりませんでしたが、友達はたくさんできましたし、
また今になって思うことですが、世界が広がったのかなと思います。
どういうことかというと、様々なことに対するハードルが下がったような気がします。
それこそパイロットになるという夢みたいなことをやろうと思ってみたり、思い立ったらすぐに海外一人旅もするようになりました。
要するに『これはやりたいけど無理そうだから辞めとこう』という考え方をしなくなりました。
まあこの文章を書きながら感じただけで、特に誰かにそう言われたとか言うものではありませんが。
これからそういう経験をしていける君が僕にはとても羨ましく思います。
人生楽しいことがたくさんあります。でもそれには自分から求めていくことが最低の条件だと思います。
大いに楽しんで下さい。