早くから始めておきたい習い事について質問です。
いつも楽しくブログを拝見させていただいてます
パイロットになる夢を持つ小6女子の母です
パイロットになるには厳しい身体検査等をパスしなければならない事は
承知しているのですが、小さいうちにしておいたほうがいい事、
気を付けるべき事はありますでしょうか?
例えば、大きくなってから始めると時間がかかってしまう
水泳(何mくらい泳げたらいいのでしょうか?)
算盤(計算が早くできるのでお薦め?)
英語(英語以外も?) その他、パイロットの方々が早くから始めて役にたった習い事とかご存知ありませんか?
私自身がド近眼で幼少期に中耳炎になったこともあり、娘の耳と視力は特に注意しております
小さい頃の病気や怪我でパイロットの道が断たれるのは親として責任を感じるところです。
本人は身長を158cmまで伸ばすことや空の勉強、読書等を頑張っています。
親が子供にしてあげられることがあればご教示下さい
宜しくお願いします
By レモンさん
回答
レモンさん、ご質問ありがとうございます。
小学生にしてロマンのある夢をもった子ですね、将来が楽しみです。
さて、パイロットになるのに役にたつ習い事ですが、特にありません。
実は僕自身は、幼稚園時代からいろんな習い事をさせてもらっていました。
水泳、書道、少林寺拳法、ピアノ、テニス、ギター、、、
うちは決して裕福な家庭ではなかったのですが、母親が昔自分が習い事をしたかったのに、兄弟が多くてさせてもらえなかったから、自分の子供には習い事をさせてあげたいと思っていたようです。
しかし親の心、子は知らないものですね。ほとんど、一年で辞めました。水泳なんかは大嫌いで、毎週泣きながら通っていた覚えがあるし、友達と遊んだりテレビゲームをする方が楽しくて、習い事なんかやりたくありませんでした。母親とはとりあえず一年は続けるという約束で始めて(なぜか最も嫌いな水泳はもっと続けさせられましたが)、自分からまだやっていたいと思ったのは書道だけでした。
しかし、今となってはどれもやっておいて良かったと本気で思います。
今では健康のためにジムでよく泳いでいるし、ボケ防止にピアノも始めてみました。30歳を過ぎてから音符の読み方から勉強するのは骨でしょうが、小学生の時にその辺はやっていたので、割と楽に入れました。
しかし、パイロットになるに当たって役に立ったと思えるようなものは一つもありません。
といっても、『直接』パイロットに関係ないだけで、結果的に有益なものはたくさんあると思います。
例えば運動の習い事をしていればその習慣がついて健康維持につながるだろうし、勉強ができた方がいい。英語も算数も、また読書も有益だと思います。
また、最近子供ができた同期と話していたことですが、ピアノを習うのはとてもいいということを聞きました。リズム感、指先を両手独立して精密に動かすことは脳にとって非常にいいトレーニングになり、体全体のコーディネーションを取るのが上手くなり、スポーツなどもできるようになると聞きました。
本当かどうかは分かりません。しかし経験上、ピアノが上手い人には秀才が多かった気がします。子供にピアノを習わせるような家庭は教育もしっかり行いそうなので、ピアノが効いているのか疑問がありますが。
まあこの辺は冗談半分くらいのつもりで受け取って下さい。
で、思うのですが、親が子供にしてあげられる最も大切なことは、暖かく見守ってあげることだと思います。
子供が何かに一生懸命になれるのは、自分を守ってくれる親がいることが影響すると思います。
一生懸命練習や勉強をしたあげくに、試験や試合に失敗して、プライドを傷つけられて帰ってきても、それを絶対に受け入れてくれるとわかっている人の存在があるから、子供は安心して挑戦できます。
逆に失敗を許してくれない家庭だと、子供はだんだんと挑戦することをやめていくと思います。
僕はそういう意味では非常に恵まれていたと思います。
じゃあ結局習い事としては何がいいんだと言われてしまいそうですが、なんでもいいと思います。
ただ親としてはあまりカリカリせずに大きく構えて、子供のやりたいことをのびのびとさせてあげるのが一番いいと思います。