自社養成のためにやっておいた方がいいことはありますか?

航空会社の自社養成からのパイロットを目指しているものです。やはり自社養成の試験では運が重要なのでしょうか?
現在高3なのですが受験勉強とともにモチベーションを上げるために少しでも今からやっておいたほうがいいことやできること、大学に入ってからやっておいたほうがいいことやできることがあれば教えていただきたいです。
長文すみませんでした。
By Nさん
回答
Nさん、ご質問ありがとうございます。長文大歓迎です。
高校3年生ですか、大変な時期ですね。
そうですね、こんなことを言ってしまってはモチベーションを削いでしまう恐れがありますが、自社養成試験は実力だけではどうにもならない部分があると思います。
なんでかっていうと、受験者の数が多いこと、自分が航空身体検査に適合した体であること、航空適性検査、また面接では面接官との相性もあるし、緊張してしてしまってうまく話せないということも起こりえます。
自社養成に受かったからといってそれで自分が他の人よりも優れていると思い込むのは愚か者です。
しかし、誤解してほしくないのは、だから努力しても無駄だよということは決してありません。
どうにもできない部分があるからこそ、努力して合格の可能性が上がることがあるならば、本気でやるべきだと思います。
次に、君が今受験勉強とともにモチベーションを上げるためにやっておいた方がいいことについてですが、これは人によって違うと思います。
自分がモチベーションが上がると思うことをやるのがいいと思いますが、アドバイスとしては、当然ながら受験勉強が一番です。それに支障がでないようにすべきでしょう。勉強の息抜きに飛行機に関する軽い読み物を読むとか、航空業界について調べてみるとか、飛行機を空港に見に行ってみるとか、そんなのでもいいと思います。
受験勉強の妨げにならないのであればパイロットに関することを勉強してもいいと思います。
次に大学に入ってからやった方がいいことですが、これは今もそうですが、自分が大学に入って本当にやりたいこと、勉強したいことを見つけて、大学はそういう基準で選んで、大学ではそれを精一杯やること、これが一番大事だと思います。
それがパイロットと何の関係があるのか、と思うかもしれませんが、自社養成試験は就職活動に過ぎないわけで(もちろん、筆記試験は満点をとるくらいのつもりでいてほしいですが)、面接官から見て魅力的な人が採用されると思います。自分で主体的に人生を選んできた人は強い。また、毎日を充実して過ごしている人は強いと思います。
航空力学や気象など、パイロットになるために必要な勉強は、やりたければやればいいし、でもやったところで採用に有利になるわけではないと思います。
訓練生になってからいやになるほど勉強させられます。
しかし、筆記試験に必要な部分はしっかりと勉強して下さい。
そんなとこでしょうか。特にこれって、決まったものはありません。上の話は参考程度に、自分がこれだと思うことを選んで下さい。それが一番難しいことだし、大切なことです。