Take off Landing について質問です。

Take off とLanding のとき機長と副操縦士どちらが大抵やるんですか?またやる方の決め方とかあるんですか?
by まろんさん
回答
まろんさん、ご質問ありがとうございます。
台風の季節ですね。明日は沖縄に接近するようですが、台風に向かって飛んでいくのは非常に嫌です。
さて、Takeoff and Landingについて、どっちがやるのか。
これは基本の形としては機長がやります。しかし、フライトによって副操縦士も行います。
フライトは機長と副操縦士が、それぞれPF(Pilot Flying)とPM(Pilot Monitoring)と役割分担します。PFが離着陸を含め、操縦を行います。PMはそのモニターと、ATCなどを行います。
基本の形としては機長がPF、副操縦士がPMを行いますが、副操縦士の離着陸の要件などが決まっていて、これを満たす場合には副操縦士がPFを行い、離着陸も行います。
まさに最近のように台風が来ていて風が強くてラフエアーになって、、、なんて日には大抵機長が行うことになります。
どちらがPFをやるかは決まった決め方はないですが、基本的には機長がその副操縦士の技量や天気などのコンディションを考慮して、「じゃあPFやってね」という感じで決まります。
副操縦士としてはどんどん離着陸をやって技量を磨いていきたいところですが、やはり安全が第一なので、そういうわけにもいきません。
そんなとこでしょうか。離着陸は難しいですが、うまくいった時には嬉しいし、楽しいものです。