スクールの謳い文句について相談です。

日本のフライトスクールHPが失礼ながら胡散臭く感じてしまい、最も信頼できると感じた管理人様にご意見いただければ幸いです。
何を胡散臭く感じたかというと、
・「海外でのライセンス取得は、趣味で飛行機を飛ばしたい人向けである」
・「訓練品質を高めようとすれば、やはり国内で、日本の空を熟知した日本人教官から学ぶべき。日本で、日本の航空界を知っている、日本人教官から学ぶべきなのです。」
という主張です。(そのまま転載しました)
海外の、それこそカナダやヨーロッパ、アメリカなどの航空大国やそこで働く人たちを軽視しすぎていないだろうか?と感じ、また就職実績を「1人合格!」など大きく表示する反面、何人訓練を受けた内の数字なのか、とも思います。
企業には企業の立場と責任があるうえでの運営上の戦略、表現の仕方があるとは思いますが、
「訓練品質」について、スクールの主張をただ受け入れる前に管理人さまの考える「訓練品質」はどこで見極めればよいと感じますでしょうか?
教官、実績、機体、ちゃんと必要コストをかけているか、等
管理人さまの考えるポイントなどありましたらお聞かせいただけますと幸いに存じます。
By 2匹のカタツムリさん
回答
2匹のカタツムリさん、ご質問ありがとうございます。なかなか独創的なネーミングですね。参考にしたいです。
さて、スクールの訓練品質について。
難しいですね、見たことがないとなんとも言えないと思いますが、比較的最近できたライセンスを取得できる大学でも、そんな話を聞いたことがあります。◯◯大学の卒業生はレベルが高いとか、一方◯◯大学は低いとか。
でも、その2年後にはレベルが低いと言われてた大学がすごく良くなってるなんて話を聞いたりで、評判ってのはそれくらいコロコロ変わるものなのかなと思います。
じゃあ自分がフライトスクールを選ぶ時に何を基準にするか、というとやはり実績だと思います。やはり実績のあるスクールはそれだけ長くやってるし、ノウハウもあるし、先輩後輩の繋がりもあると思います。長い物には巻かれよって聞こえますが、特別にそのスクールの理念に共感して、自分が切り拓いてやる、ってほどのものがない限り、実績の少ないスクールに行くのはリスクがあると思います。もちろん費用とか場所とかの別の問題があるので、総合して決めるべきですが。
事実、教育の質、というのはフライトスクールによって違いがあると思います。
というのも、やはり誰も最初は飛行機をうまく飛ばせないわけで、例えば高度を10ftずらしてしまったとして、10ftくらいならいいよって教育をするスクール(または教官にもよるでしょう)と10ftでもずらすなって教育をするスクールがあったとして、結果的に操縦精度の高いパイロットが出てくるのは後者だと思います。
まあその10ftがそんなに大事かっていうとまた別の話なのですが、訓練のレベルをあげることは割と簡単にできるのかなと思います。またどのフライトスクールもそれぞれ、訓練の質を高める努力をしていると思いますが、その方向性がずれていればプロパイロットに選ばれる訓練生は少ない、つまり実績が伴わないのだと思います。
逆にいうと、実績のあるフライトスクールはそれだけ航空会社が認めているということだから、訓練の質が高いんだと判断していいんじゃないかなと思います。
なんだかパリッとうまくまとまりませんが、そんなところです。スクールの謳い文句なんてのは広告と一緒で、それを1番の理由にスクールを決めてはいけないと思います。
参考にしてみてください。