最後のラストチャンスに挑むか機会を増やすか相談です。

初めまして。
一昨年の11月にここのブログを見つけ、就職活動に取り組み、今年の3月に英米文学科を卒業しました。
ANAは一次選考、JALは第5次試験(精密検査のみ)で何かが引っかかってしまったのか落とされてしまい、意気消沈した記憶があります。
実は現在、ニュージーランドにいます。というのも、試験に落とされた後、とりあえず何かを求めて就活をし続けていたのですが、取り繕った志望動機に、うわべだけの返答を重ね、結果的に内定をいくつか得ることは出来ました。しかし、やはり自分が大切にしてきた時間の管理、取り組んできた英語能力、部活動の経験からより多くの人の縁の下の力もちとして活躍したいと思い、日本の窓口としての航空業界への思いが捨てきれず内定をお断りしました。より具体的には航空管制官かパイロットの二つになりたいと考えております。
しかし、私の英語能力の標としてあるのは就職活動中に時間のないままうけたTOEIC LRの705点と高校3年時にとった英検二級のみで自らの能力を最大限アピールするにはより上位の英語能力の証明が必要と考え、9月までアルバイトをし、返すために貯めていた奨学金と合わせて200万の資金をもってNZに語学留学に来ております。
こちらに入れるのはあと10ヶ月強です、が、語学学校自体は3月25日までで、その後の予定は未定でした。元々は航空管制官を主軸として9月に帰国、12月より予備校に通い、再来年の公務員試験を目指そうかと思っていたのですが、上述したようにパイロットの熱が冷めきっておりません。JALはもう二度と挑むことは出来ないのですが、ANAにはまだ可能性があります。
本題です。ANAの自社養成パイロットに挑む場合、第二新卒としての扱いは、3年間と限られたものです。今年度は既に不可能で、残すところあと二回しかありません。仮に9月に帰国した場合は1回のみのチャンスとなり、落ちた場合は航空管制官一本に絞りたいとも考えております。が、仮に英語の学習と並行してSPI3の勉強を再度行い、自己PRも書き上げれば3月下旬に帰国しても試験に参加することが可能だということに気が付きました。管理人様はどのように考えられますか。
長文失礼いたしました。
By コロッケさん
回答
コロッケさん、ご質問ありがとうございます。
申し訳ないですが、質問していただいたのが11月なのでもう選択はされた後でしょうか。タイムリーに答えられなくて本当に申し訳ない。
しかし文章を読んでいると自分で主体的に選択をできる人だと感じたので、しっかりとした選択をされているんだろうなと思います。
その上で僕ならどうするかということですが、受験機会を増やします。
理由はこのブログで何度も言っていることですが、合格率が非常に低い試験だからです。僕自身は就活時代、大層なアピールポイントももっていなかったし、それほど自信もなかったし、一発で受かるなんてことは考えていませんでした。まあだからこそ大学院に進んでトライできる機会を多く得て、まぐれで受かったようなものです。謙遜ではなくて、確率的に、また受験してくる学生の質の高さを考えても、自社養成に合格するってのはまぐれと言っていいんじゃないかって僕は思います。
もちろんだからなんでもいいやってことではなくて、その中で自分を磨いて面接官の印象に残るような経験をしたり、しっかり勉強して筆記試験でぶっちぎりの点数を取ってやったり、面接の練習をして面接官にこいつはいいなって思われるようになったり、まあなんだかんだで他の就活とたいしてやることは変わらないですね。
でも試験に対する戦略として、まぐれに近い確率であればこそ受験機会を増やすのが効果的なんだと思います。
そんな理由で、僕だったら試験を受けに帰国します。
ただ、間違ってはいけないのは、君と僕とは状況が違うということですね。
君の管制官への志望度の具合によっては当初のプランで行った方が長期的に君の人生に取ってプラスになるかもしれないし、ニュージーランドでとても充実したいい経験ができていて、それを満足するまでやってから自社養成に臨んだ方が、一回りも精神的に成長していて合格の可能性が高いかもしれません。
またはニュージーランドで人生を変えるような発見や出会いがあって、今まで見えていなかった第3の人生が見えてくるかもしれません。
うまく言えないですが、夢を持つと人はそれに縛られて、ああしなきゃこうしなきゃって視野が狭くなってしまって、自分にとってよくない決断をしてしまうことがあると思います。
ましてや、他人と自分は全く違うんだから、自分はどうしたいんだろうってところをちゃんと考えて、広い視野をもって選択をするのがいいと思います。
以上、応援しています。進展があったら教えてください。