運休が続く時は何をしていますか?

現在のような世界的な疫病などの原因でほとんど運休というのが続いているときは、パイロットの方はどのように過ごされているのでしょうか。地上業務などあるのでしょうか。
By 森子さん
回答
森子さん、ご質問ありがとうございます。
僕自身久しぶりにこんなに長い休みを頂きました。地上職の方は航空会社でも在宅勤務をやっていますが、パイロットはそういうわけにはいきません。
会社にもよるし人にもよるのですが、パイロットでも地上業務と業務を掛け持ちしている人が結構います。
日々のフライトデータを解析する業務や、運航関連の規定を作る部署や訓練を担当する人もいます。組合の仕事がある人もいます。
そういう人はその他のパイロットよりも仕事がありますが、フライトだけをやっているパイロットはお休みとか、スタンバイ勤務が多くなっています。
スタンバイ勤務とは急遽病欠のパイロットが出たときや、機材の不具合などでイレギュラーが起こったときに呼び出されてもすぐにフライトに出れるようにスタンバイをする勤務です。
その他の休日は、本当にお休みなので、人それぞれですね。
でも自粛期間中で出かけられないのでみんな本当に暇を持て余しているようです。
同期とオンライン飲みもやってみましたが、やはり子供がいる家庭は子供と一緒に遊んだり勉強を教えてあげたり、ジョギングしたり、ゲームをしたり、映画をみたり、本を読んだり。また自分自身の勉強もしているようです。
僕の場合は他の仕事を何もしていないので、休日が多いです。
ブログでやりたいことがずっとできていなかったので、それに時間を多く使っていました。
TO DO LISTを作っていて、五年以上前からずっとできていなかったスマホ対応にしてみたり、コメントにいただいてなんとかしたいなと思っていましたが、質問掲示板がせっかく質問してくれたのに情報が無秩序になっていて整理したいと思っていたのでそれをやったり。
あとは映画とかですね。
Nebula Apolloという小型のプロジェクターを買ったので、これを使ってAmazon PrimeやNetflixなどの映画を見ています。
これのすごいのは、中にOSが入っていて、これを電源に繋ぐだけでYouTubeやAmazonなどの動画を見ることができるし、スマホから画面を飛ばすこともできます。空き缶くらいの大きさなので寝室などにも持ち運んで使えるし、本当に快適です。
回答は以上ですが、暇を持て余している方が多いと思うので、個人的なおすすめです。
白紙のスケジュールが続くと生活を自分で管理するのが難しいですが、手帳を使うのがおすすめです。
昔時間がたくさんあった時に出会った本で、幸運を呼び込む「2度書き」手帳という本があります。
これは要約すると仕事や勉強、趣味、将来の夢に関すること、重要なことごとにペンの色を変えて、向こう一週間くらいの予定を先に手帳に書いちゃって、それに沿って行動することで自分の生活を律するというものです。(十年前の記憶ですが、たぶん)
例えば仕事は青、趣味やリラックスできることは緑、夢はオレンジ、大事なことは赤、事務的なことは茶色とか。仕事の内容や仕事上での勉強が必要な時にはその内容を青で書き込んで、趣味の読書やジョギングとかも緑で書き込みます。
それで週間のスケジュールを見てみて、青が多いと仕事し過ぎだからどこかに緑を入れようとか、そんな風に最近夢に関することをやっていないなぁとか、そうやって一目で自分の生活を見直すことができます。
もう十年くらいこの方法で手帳をつけていて、昔は手帳を使っていましたが、今はスマホのアプリで色分けできるものを使っています。こういう時間が有り余っている時でも効率的に時間をマネージできるのでおすすめです。
以上、やっと今日にでも全国で緊急事態宣言が解除されそうですが、航空業界はここからです。
まだしばらく旅客が戻らず苦しい時期が続きそうですが、こういう非常時はライバルも各社協力してもいいんじゃないかなと思います。