最終学歴が高卒になることについて相談です。

大学を中退し、航空学校を卒業した場合、最終学歴は高卒になると認知しています。
日本でパイロットになる分には支障がないと思いますが、海外の航空会社(レガシー)に転職する時に不利になることはあるのでしょうか。
ビザの発行などで大学の証明証があった方がスムーズに進むと言う話は聞いたことがありますが、実際の採用での重要度について教えてください。
ちなみに、ウェブサイトなどに大学卒業が「preferred」と書いてあった場合、それは must に近い preferred ですか?
それともただの評価項目の一つにすぎないのでしょうか?
By 大空翼より羽ばたきたいさん
回答
大空翼より羽ばたきたいさん、ご質問ありがとうございます。
最終学歴について、君のいう通り、大学を中退して行った場合は最終学歴は高卒になると思います。
これが気になる人はいると思います。航空大でフェイルしてしまわないという保証はないし、その後、今回のコロナウイルスのように航空業界全体がダメージを受けた場合につぶしが効かなくなってしまうリスクが高くなると思います。
前者のリスク、訓練中フェイルしてしまう可能性があることに対しては、訓練中は大学を休学するという選択ができますが、その後のキャリアに対してはどうなんだろう、というところですね。
パイロットは知っての通り、特殊な職なので基本的には学歴や能力よりもその時勢によって就職が左右されると思います。
LCCが乱立してきた時(ほんの最近ですよね)にはパイロットが足りなくて超売り手市場と言われていました。
海外、特に欧米は日本よりも学歴主義だと聞きますが、実際、パイロットにとってはあまり関係ないんじゃないかなと僕は思います。
アメリカのレガシーでも、高卒から小型機のインストラクターをやって、飛行時間を貯めて、だんだん大きな飛行機を運航している会社にステップアップしていくという話を聞いたことがあります。
そう考えると今更学歴を気にするのかなーという気がします。
僕の周りで海外に就職、転職した人が少ないので詳しいところはわかりませんが。
またアメリカやEUはVISAの関係でパイロットとして働くことは誰にとっても(大学を出ていても)非常に高いハードルです。
preferredについては、、すいません、わかりません。
以上から、海外の航空会社で、、という面では僕は最終学歴は気にしなくてもいいと思いますが、今後のリスクヘッジとして高卒になることのリスクは考えておく必要があると思います。
パイロットとしての職を失ってしまった時のことですね。
そのように大学を二年で中退して航大へ行くことはメリットとデメリットの両方があります。だからどっちを取るのがいいのか、十分に考えて決断してください。
以上、残念ながら僕は海外の就職事情には詳しくないので想像ですが、参考程度にしてください。