滑舌が悪いのですが、パイロットになれますか?
こんにちは!
僕はパイロットを目指しているのですが、とても滑舌が悪いです。
早口言葉はもちろん、普段の生活でも聞き取れないとこがあると友達に言われます。
滑舌が悪くてもパイロットになれますか?
あと、滑舌をよくする方法があれば教えてください。
By 飛行機LOVEさん
回答
飛行機LOVEさん、ご質問ありがとうございまず。
飛行機LOVE。いいですね、全然関係ない話ですが、飛行機を愛するというのはパイロットにとって非常に大事なことです。
まさしく自分の命を預ける相棒なわけだし、同じ機種でもそれぞれの個体によって微妙に特性があります。
日本の飛行機はJAxxxxという番号がついていますが、いつも自分がどの飛行機に乗るのかが分かり、チェックの時なんかは『頼むよ』なんて心の中で飛行機に話しかけたりします。
また愛せばこそ、システムなど飛行機のことを誰よりも理解しようって気になりますしね。
さて、本題に入りましょう。
滑舌について。
最初に安心させておくと、滑舌が悪くてもパイロットになれます。
日常生活に支障をきたすようなら問題があるのでしょうが、そこまでではないんじゃないかな?
実は面白い話、パイロットは飛行中にも管制官と無線で通信しますが、その時の英語の言い方は誰が聞いても間違えないように工夫されています。
例えば、8(eight) だと、アイト(ait)と発音したりします。
だから英語がペラペラの人が流暢な英語をしゃべってしまうのは、本来間違ったこととも言えます。(まあみんなそんな気にしてないけどね)
でも僕も実も滑舌の練習をしたことがあります。
これは別に滑舌の悪くない人にも聞いてほしいことですが、人はその話し方で印象が変わります。
滑舌はもちろん、声の質、抑揚、大きさなど、うまく使い分けることでとても魅力的な人に見えたりもします。
もちろん、逆もしかりです。
日本の教育ではそういったことはされていませんが、人はもっと『話し方』を磨くべきだと思います。
パイロットどうのこうのという話ではなく、好きな子に好印象を与えたいとか、憎き相手を論破したいとか、大勢の人を引きつけるようなスピーチがしたい、とかね。
だからぜひみんな一度声を含めた話し方について考えてみて下さい。
僕も話し方とか、声についての本をいくつか読みましたが、いい本があったので紹介しておきます。
あとは地味ですが、本を音読したり、『あ、え、い、う、え、お、あ、お』をひたすら練習する。
こういったことは一朝一夕ではよくなりません。腰を据えて取り組む必要があります。