ANA自社養成パイロット試験についてご相談です。

こんにちは。
私は民間企業で働いている25歳(今年26歳)の男です。
現在パイロットになりたいという熱意を強く持ち、今年のANAの自社養成パイロット
の試験を受けるつもりでした(卒業後の年数からして受験できるのは今年がギリギリです)。
就職していたら受けられないため、来年の1月いっぱいで今の会社を退社して試験に臨むつもりです。
しかし、昨日眼科で調べて分かったことなのですが、視力の屈折度が‐7であり、
国の基準はOKなのですが、ANAの募集要項の身体要件を満たしていません。
ANAの自社養成パイロットを目指し、努力してきました。
奇跡的に受かることを信じてこのまま試験に向けて頑張るのが良いのか、
諦めて他の方法(航空留学など)を模索した方が良いのか、管理人様のご意見いただけないでしょうか。
私的なご相談で申し訳ございませんが、よろしくお願いします。
By kuroさん
回答
kuroさん、ご質問ありがとうございます。
回答が遅くなってしまい申し訳ございません。kuroさんがおっしゃる1月はとうに過ぎてしまいましたが、同様な悩みを持っている方もおられるかもしれませんのでこのまま回答します。
厳しいことを言うようで心苦しいのですが、募集要項の条件を満たしていないのならば、書類審査で不合格となる可能性が高いと思います。
そこに今の会社を退職してまで受験するというのは、私にはおすすめできません。
ANA側の誤りにより書類が通ったとしても、選考が進む過程で募集要項の要件を満たしていないことが分かり、不合格になることもあるかもしれません。
また、ご存知の通りそもそも自社養成というのは限りなく狭い門です。
いつもと違うことを言っているかもしれませんが、人間、臆病なくらいでちょうどいいと思います。
普通の転職では、次の会社が決まってから今の仕事を辞めるものですが、決まる前に辞めることを求めるANAのやり方に私は疑問を感じます。
では航空留学をするのがいいのか、という問いに対してはそれは別の問題だと捉えるべきでしょう。
航空留学はリスクがないのかと言われると、そうではありません。
会社を辞めて、決して少なくない金額をかけてライセンスを取得してくるわけですが、その後航空会社に就職できる保証はありません。
それでも自分は夢を追いかけるんだと思える人が、航空留学に行くべきです。
もちろん僕に言われるまでもなくそんなことは承知の上なのかもしれません。
しかしこれは十人の人がいれば、十通りの回答がある問題です。
自分の求める人生がどういうものであるのか、決して大げさではなくそういう問題であると思います。
選択肢の良い点、悪い点の両方をしっかりと吟味し、自分に合った決断をしてほしいと思います。