操縦学科かその他の学科か、アドバイスを下さい。

 現在、高校三学年の男子です。今まで国公立大学の航空宇宙学科(操縦専攻ではない)を目指して受験勉強してきました。そして、エアラインパイロットになるため四年制大学進学後、自社養成や航空大学校に進もうと考えていました。
しかし、最近本気でエアラインパイロットを目指すのならば、操縦学科のある東海大学などへ進学した方が可能性が高くなるのではないかと思い、悩んでおります。
また、東海大学は全日本空輸と提携しており、毎年数人就職しているそうですが、多額の学費が掛かるため躊躇してしまいます。そして、難関である自社養成や航空大学校の試験を受験する前に、操縦学科へ進学するのは自分が辛いことから逃げることになるのではないかと葛藤してしまいます。
いずれにしても、継続的な努力が必要なことは承知しております。
さて、管理人様は操縦学科について、どのようにお考えでしょうか。ご意見を頂きたく投稿させていただきました。
By apaさん
回答
apaさん、ご質問ありがとうございます。
最近の学生は選択肢が増えた分、悩みどころも増えるのかと感心してしまいましたが、僕は操縦学科について、特にどういう考えももっていません。ただパイロットになれる選択肢が増えたのは大きなことだなと思いますが。
君が来年学生になった時点で、一般大学へ行った場合と比べて、エアラインパイロットになれる可能性が高いのは操縦学科でしょう。
あとは操縦学科へ行っても必ずしもエアラインパイロットになれるわけではないことを含めた、経済的な余裕があるかどうか。
また他の選択肢をある程度制限してでも、パイロットがいいと思うかどうかだと思います。
僕は操縦学科に行くことが逃げることだとは全く思いません。確かに難関である自社養成試験を避けてパイロットになれるのは、他の人から見れば羨ましいことでしょうが、でもそれを遠慮してパイロットになれなかったら何にもならない。
人それぞれ、経済的な状況や自分の価値観も違うのだから、その選択も変わります。その選択が合理的なものであればいいのではないのでしょうか。
極端な例ですが、僕の知り合いで、一度一般大学に入ったけど退学して、借金をして操縦学科に行った人もいます。それはある程度リスキーだと思いますが、それでも自分で考えた結果の選択なのでしょう、立派だと思います。
何度も言っていることかもしれませんが、正解などありません。
よく考えて、自分に合った選択をするのがいいと思います。