一浪一流ですが、パイロットの採用試験に悪影響を与えますか?

大変参考になる記事をいつもありがとうございます。
私は大学2年生です。
私の大学は進級基準が厳しく、留年してしまいました。不徳の致すところです。
また、私は浪人もしています。
一浪一留という私の経歴は、どの程度パイロットの採用試験に悪影響を与えるのか、教えていただけないでしょうか。
私の大学の制度では、もう一度同じ学年に在籍するのではなく、「5年生」が追加されるシステムとなっているので、2年次終了後に航空大学校を受験してしまえば、留年の事実は隠すことができます。
大卒での自社養成が絶望的なら、2年次での航空大学校受験も考えたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。
By 一浪一留さん
回答
一浪一流さん、ご質問ありがとうございます。
早速ですが、一浪一留で自社養成試験が絶望的になるとは僕は思いません。
僕の後輩で、二浪一留だか一浪二留だか忘れましたが、それでも自社養成に受かった人がいます。しかし一浪一留をしてしまった人と、そのままストレートであがってきた人と、同じように見られるわけではないと思います。
当然ながら、どれくらいの影響があるのか、単純に測ることはできないでしょう。
一留の理由にしても、何かに打ち込みすぎて、勉強がおろそかになってしまったのか。または必死で勉強したけれども要求されるレベルが厳しすぎてダメだったのか。それとも、漫然と日々を過ごしてしまったのか。
例え後者の場合であったとしても、そこから君が教訓として学んだことがあり、君自身を大きく変化させたのだとすれば、そしてそれをうまく面接で伝えることができれば、むしろ面接官に与える影響は良いものだと思います。
松下幸之助さんが言っていますが、順境も尊いし、逆境もまた尊いというやつです。
大事なのはその結果の今の君の姿であり、過程はあくまで過程です。
ただ、捉えられるイメージとして自分はマイナスからのスタートだということを自覚して、筆記試験などは満点に近い点数をとるべきだと思います。英語もね。
また以上とは別の話として、航空大学校を2年次において受験するというのはあり得る選択だと思います。
現に僕も学生時代そうしましたが、自社養成試験は非常に狭き門です。航空大も非常に狭き門です。合格率を上げるには、受験機会を増やすのが最も有効だと思います。