パイロットと医者という二つの夢があります。

いつも拝見させていただいておりいつも助かっております。
突然ですが、ここで質問することでもないような気もしますが、僕はまだ中学3年生ですが、夢が二つできてしまいました。今考えなくてもいいと思いますが、考えておかないと不安なので相談させていただきました。
今までは、エアラインパイロットになりたいと思っていたのですが、最近祖母が医者に助けられ人の命を助ける医者もいいなと思ってます。
どちらも、人の命を預かる仕事で、生半可な気持ちではいけないし、難関だということはわかっているので勉強は頑張ってます。ただ、パイロットは身体検査で厳しいので医者の方がいいのかなとも思ったり…
こんな事を相談できる人がいないのでここで相談させてもらいますが、夢の決断方法などアドバイスできることがあるならして欲しいです。あと、パイロットになってよかったと思えたこと、パイロットの良さを聞きたいと思っています。
ですので、アドバイスとパイロットについて教えていただきたいと思ってますのでよろしくお願いします!
By 凡人さん
回答
凡人さん、ご質問ありがとうございます。
どちらも壮大な夢ですね、自分の将来に期待を持つのはとてもいいことです。
夢の決断方法。難しい質問ですね。
もちろんそんなのに正解なんてないのでしょうが、僕の考えでは夢を選択する時は、適性よりも熱意を重視すべきだと思います。
どちらも困難な道です。君にそのどちらかの適性があったとしても、求められるレベルはそれよりはるかに高いだろうし、周りにも自分よりも凄いやつがたくさんいます。
そんな中で自分を支えてくれるのは、どうしてもパイロット(医者)になりたいという強い思いだと思います。
だから夢を選択する上では、難しい天秤は捨てて、シンプルに自分の一番やりたいことを選ぶのがいいと思います。
次にパイロットの良さについて教えて下さいということですが、これも難しいですね。
たくさんあります。君もいろいろとその良さについて想像しているだろうけど、それらもだいたい正しいでしょう。
でもあえて挙げるならば、空を飛べることです。
当たり前に聞こえるでしょうが、空を飛ぶっていうのは一言で言い表せないくらいたくさんのことを含んでいます。
離陸する時の緊張感や、飛行機がふわっと浮いて、街がミニチュアみたいに小さくなっていく感覚や、空から見る夕焼けなんて圧巻です。夜は星もよく見える。嵐の日や雪の日はまた違う緊張感があるし、着陸は面白い。難しいフライトを終えた時の安堵感もあります。
他にもいくらでも空を飛んでいて経験することがありますが、それらをまとめて空を飛ぶということになります。やはりお客さんとして乗っているだけではそれは経験できない。
またパイロットにとってはそれが当たり前になります。毎日、世界一の絶景を見ているわけです。
医者に比べてパイロットが良さそうなのはその辺でしょうか?
あとは、ぎりぎりまで夢をしぼってしまう必要はないと思います。
両方ともになるつもりで今から準備していけばいいのではないかな。
現実的に可能なのか分かりませんが、医学部から自社養成パイロットに行くっていう選択もあるかもしれません。
極端な話ですが、海外のパイロットで医者からパイロットに転身した友人がいます。
スーパーマンみたいな人かと思いきや、普通の気さくなナイスガイです。
日本では現実的に難しいとは思いますが。
アドバイスとしてはそんなところです。
簡単なことではないですが、目標をもつことは非常にいいことです。
頑張って下さい。