今後の訓練に向けて相談です。

管理人様、こんにちは。
以前も一度不安だったことについてここで質問をさせていただき、丁寧な返信を頂いて非常に自信になり、目標へと邁進できました。
結果、航空大学校に合格することができ、念願だったパイロットへの道を進めることになりました。このサイトのパイロット養成道場をはじめ、各コンテンツは合格する上で大きな力になったと感じています。本当にありがとうございます。
ようやく夢のスタートラインに立てたわけですが、当然適性がなければエリミネートされてしまう厳しい世界です。もちろんそれを承知でこの世界へ入ろうと思ったわけですが、自信や希望とともに、やはり大丈夫かな……という不安な気持ちも同居しています。
実際に訓練を乗り切った管理人様から、不安な時にどうやって気持ちやメンタルをコントロールしていたのか、また訓練への臨み方、取り組み方などの、経験者ならではのお話を少しばかりお聞かせ願えれば幸いです。
宜しくお願い致します。
By スピードバードさん
回答
スピードバードさん、ご質問ありがとうございます。
まずは航空大学合格、おめでとうございます。
不安に思うのは当然だと思います。
もちろん僕もそうでした。誰かがチェックに落ちたなんて話はすぐに聞こえててくるし、フェイルした人も何人もいる中で、自分は大丈夫だなんて思うのはよほど自信のある人でなければ無理だと思います。
僕の場合、初めてのチェックフライトがスケジュールに入った時が一番緊張しました。
チェックの2週間くらい前だったかな?
それから毎日憂鬱な気持ちだったし、タバコを大量に吸っていた記憶があります。
しかし、2回目のチェックの日程が出た時も緊張しましたが、初めてのチェックの時ほどではありませんでした。
3回目はもっと楽でした。
そんなものです。
誰だって不安だし、緊張して力が出せなくなることもあるけれど、経験が自分の糧になるのだと思います。最初は試練だと思って、ぐっと耐えるしかないのかもしれません。
もう一つは、適度に息抜きをすることがいいのかもしれません。
同期と宴会をしたり、先輩を交えて飲んだり。
僕が訓練をしていたところはワインが安くかったので、吐くまで飲むこともしばしばありましたが、そうやって不安を忘れることもいいのだと思います。同じ悩みを持つ同期と話すことは少なからず自分の気持ちを楽にさせてくれるとも思います。本当に、同期は大事です。
次に訓練への望み方、取り組み方について少しアドバイスですが、フライトの予習を完璧にしていくことが絶対の前提です。大げさな話ではなく、イメージフライトを何度も何度もやって、「何が起こってもプロシージャが抜けることはありえない」という状態でフライトに望むのが基本です。そうでないと、エンジンがかかった瞬間に全てのプロシージャが飛んだりします。教官に怒鳴られた瞬間に何もできなくなります。
「イメージフライトでそのレッスンを終わらせていて、実際のフライトはその飛行機の操作感とかレスポンスを確認するだけ」僕が地上座学中にもそんなことを言われていました。
もう一点、訓練においては教官によって全然違うことを言われたりしますが、失敗してもいいからとりあえず今の教官に言われた通りやってみるということです。
例えばスポーツでもそうですが、テニスを例にとるとして、コーチに急に今までと違うラケットの振り方をやれと言われて、それをやってすぐにうまくボールを打てないと思います。フライトでは訓練時間が限られているため、教官に言われても今までの自分のやり方に固執しようとする人がいますが、それはよくないと思います。
まず、「こいつは自分が言ってることをやらない」と判断され、訓練態度が悪いと判断されてしまうのは非常に怖いことです。
これも僕が実際に訓練教官に言われたことですが、「教官によって全然違うことを言う人がいると思う。訓練生は辛いだろうけど、それでもやるんだよ。」なんて訓練が始まる前に言われましたが、実際に訓練をやってみてこれは痛感しました。少々は不合理だったりもするのですが、我慢してやることも必要です。
他にもたくさん話したいことはありますが、キリがないので今日はこれくらいにしておきます。
以上、なんだかんだで自分を救ってくれるのはそれまでやってきた自分の努力です。
またなんでも相談して下さい。