留学について

私は4年次に1年間の留学を計画しており、1年留年して自社養成の試験を受けようと考えていました。しかし、留学時の単位が算入され頑張れば4年間での卒業も可能ということが分かったので、留学中に今年の自社養成試験も受けるという選択肢も出てきました。
昨今の経済状況や東海大などの一般大学によるパイロット養成が多くなってきたことを考えると、やはり早めに自社養成試験を受けておいた方がよいのでしょうか。それとも留学を終えてより多くの経験をしてから、面接に臨んだ方がよいでしょうか。
どうか宜しくお願いします。
by カフーさん

回答

カフーさん、質問ありがとうございます。
確かに、留学をすると就職活動と時期が重なってしまうことはよくありますね。
その際にどうするべきなのか。以下の二つの視点から議論します。
1.評価について
2.タイミングについて
まずは評価について。
『留学すると面接時における評価が上がるのか、それとも留年することにより評価が下がるだろうか?』
って、気になるところだと思います。
評価については留学によって留年をしても別に減点にはならないと思います。
むしろ、留学に行って英会話っていうスキルを身につけているのだから評価されるべきでしょう。
現に、僕の同期も君と同じように一年間留学して、留年して自社養成パイロットに合格しました。
でも、留年せずとも卒業できるなら留年しない方がいいでしょう。
年が若いと飲み込みが早い。飛行機の操縦もうまくなる。
ただ、君にその留年する一年で『こんなことがしたい。』っていう明確な熱い目的があるならば留年しなさい。絶対にその方がいい。
次にタイミングについて。
これは何のことかというと、『一年間留年すれば、JALやANA WINGSが採用を開始するかもしれない』という可能性があることです。
別に僕は何の情報も持ってはいないよ。ただ可能性の話をしているだけだが。
でも、門の狭い自社養成採用については1社のみの受験よりも2社受けたいですよね。
もちろん、これは一年待ったところでどこも採用を開始しない可能性もある(むしろその可能性の方が高いのかもしれない)ので、運ですね。
また質問にある経済状況と一般大学によるパイロット養成についてですが、これは今のとこ自社養成を減らしてライセンサー採用を増やすという流れにはないのでここ2,3年であれば急に変わるということはないと思います。
結論として、君の質問に直接的な回答を言うとすれば、
大変かもしれないが、最短時間で留学もしつつ就職活動もして、卒業することが一番だと思います。
しかし『留学を終えてより多くの経験をしてから、面接に臨んだ方がよいのかどうか』という問いに対しては、君
次第です。
その一年間を君が真に情熱を持って捧げられることが明確に決まっているのなら、それをやるべきだ。
僕がここの『パイロット養成道場』でもよく言っているけど、情熱を持って好きなことを本気でやってきたやつは最高の評価を受けると思っていい。
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