読書で知識の底上げをしろ
最初に聞くけど、君は本を読む方かな?
いろんな人がいると思う。
たくさん本を読む人、たまに本を読む人、全く本を読まない人。
僕の持論としては『本は絶対読んだ方がいい』
むしろ水を読むように、息をするように、本を読んでほしいと思っている。
なんでか。
本を読むことで、知識、教養、思考力、いろんなものを鍛えることができるからだ。
もう一つ、本をたくさん読んでいる人は、より広い世界に住んでいると言える。
読む本は、究極的にはどんな本でもいいと思う。
実用書であれば読めば読むほど知識が身につくし、専門書であれば深い知識が身につく。
小説であれば文字から情景をイメージする想像力が身につくし、どんな本であれ、文字を読んで理解するプロセスは君の思考力を鍛えてくれる。
読書によって得た知識や考え方について後で自分で推敲することで自分の考え方や人間性にも幅が生まれるし、普段生活していると考えもしなかった物、考え方、世界に触れることができる。
どうだろう、いいことばっかりじゃないかな?
これを10年間続けている人と、何もしてこなかった人。その差は埋められないと思う。
むしろ今後さらに開き続けて行く。取り返しがつかないほどに。
パイロットになるために読書が絶対に必要かというと、そんなことはないと思う。
本を全く読まない人でも、魅力的な人はたくさんいる。
野球をずっと一生懸命やってきた人も立派だと思う。
でも、野球を一生懸命やってきた上で読書家で、いろんなことを考察している人もいる。
つまりさ、本を読んでいない人は、自分と同じような背景でかつ本を読んでいる人に比べると、常に一歩遅れていると言わざるを得ない。
本を読まない人にありがちな気がするんだけど、本を読むことは勉強ではない。
だから苦痛を感じるものではない。
むしろ、自分から進んで読みたくなる本が絶対にある。そういう本をまずは読んでみればいい。
それこそ、どんなジャンルでもいい(漫画は読書とは言えないが)。
読みたくてしょうがない、みたいな本が見つかると、そこからどんどん読書の方向が広がっていくと思う。僕の場合は、それは中学生の時に読んだ『ハリーポッター』だったよ。ほんとに、そんなんでいいんだ。
ただ、その最初の一歩は自分で踏み出すしかない。
また本を読むことが習慣として身についてしまえば、常にカバンに何か本が入っているようになるし、「ちょっと最近は勉強が忙しいな」って時にはそのカバンの本が軽い小説になるし、「今は仕事も落ち着いているし、なんだか高尚な知恵を身につけたいな」って時には経済や哲学の本になったりして、自分の生活のバランスをとるツールにもなる。
忙しかったり、疲れていてページが進まない時は別にそれでいいんだ。
そういう日が続くと、また思いっきり読書したいなって思うようになるから。
以上、読む者と読まざる者、どちらに属するのか、自分で決めてほしい。