僕が面接でどう答えたか。

初めまして。自分は高校2年生でパイロットになりたいと思いました。 面談の時,あなた様は,なんて答えたのでしょうか?
面談は質問によると思いますが,どんなことを考えておけばいいのでしょうか?
BY SHさん

回答

SHさん、ご質問ありがとうこざいます。
それはみんなが気になっているところだろう、質問してくれて感謝します。
「いつからパイロットになりたかったのか」また「なんでパイロットになりたかったのか」
それにどう面接で答えたのか。
まずは質問に答えましょう。完璧に覚えているわけじゃないが。
僕:『僕がパイロットになりたいと思ったのは、大学2年生の時です。大学では航空宇宙工学を専攻していたので、飛行機は自分の中では研究対象として身近な存在でした。同門の卒業は○○重工とか、航空機メーカーに就職する人が多かったです。
しかし、自分は優秀な方ではなかったので、飛行機を開発するよりも操縦してみたい。根拠は全くないんですけど操縦なら上手くできるような気がするんですよね。
でも結局のところ本気でパイロットを目指そうと思ったのは当時片思いしていた女の子を振り向かせたいっていう思いが最も強いのかなと思います。(笑)』
面接官:『君は航空宇宙工学を専攻してるんだったね。なんでそれを勉強しようとおもったの?』
僕:『いやー、僕ほんとは宇宙を勉強したかったんですよ。それだと理学部の宇宙物理とかになるんですけど、受験で全て落ちてしまいまして、残ったのが航空宇宙工学だった。というわけです。』
ってな感じで面接は進んでいきましたね。
『えぇ!?』って思った人もいるかもしれない。じゃあ本題に入ろう。
面接で答える内容なんて何でもいいんだよ。どうせみんなたいした経験なんかしてきてやしない。
僕は部活も真剣に取り組んだことはないし、ましてやサークルの部長なんかもやったこともない。
いや、やった人はそれを話せばいいと思うんだけど、大事なのはそこじゃない。
パイロット養成道場>で何度も言ってきたと思うけど、面接でまず始めに目に付くのは話し方、姿勢、目線だ。嘘や過大して自分の言葉に自信のないことを言ってるやつは目を見ればわかる。
面接官であるキャプテンはいつもコーパイの不安そうな目を見てきているんだ、嘘をついたってそれくらいすぐに見破られるよ。
もう一つ、僕の回答を読んで何も感じなかった人はもう一度読み返してほしいんだけど、フランクに話しているよな?
これがいいとは言えないんだけど、僕はこのスタイルで終始通した。
言葉遣いよりも、堅くなることを恐れよ。
特に面接だと「これを言わなきゃ」なんて考えて堅くなってしまう経験を、僕はたくさんしてきた。
これでも僕は緊張しやすいタイプで、緊張して堅くなってる人の話ほどつまらないものはないってことも知ってる。
だから、僕は言葉遣いでマイナス評価をもらってもいいから、自分らしく話してやろうと、意図的にフランクに話した。あえて『私』ではなく、『僕』という言葉を使った。
話す内容も、あえて堅い内容は避けた。飲みの場で友達に笑い話をするように、「こんな俺を笑ってくれよ」みたいなスタンスを心がけた。まあバランスも必要だと思うけど。
でも絶対に忘れてはならないのが、『筋を通す』ことだ。
フランクでも論理的でなければならないし、自分はこれを大事にしてきましたってのはちゃんと言わなきゃいけない。
以上です。満足な回答ができたかわからないけど、まずは<パイロット養成道場>を熟読して下さい。
さらに面接では、「自分らしくあること」を最重要視して下さい。もちろんその方法は僕と違ってもいい。
最悪でも、回答を覚えていってそれを唱えるだけってのはやめるべきだと思います。
頑張って下さい。