仕事と夢との間で葛藤しています。
こんにちは。
いつも興味深く読ませて頂いております。
管理人様にご相談がありまして、投稿させて頂きます。
お時間のある時にご回答頂ければ幸いでございます。
私は社会人一年目で、会社員として就職しましたが夢をあきらめきれずにパイロットを目指しています。
現在、航空大学校の一次試験に向けて勉強中です。今年が最後の受験になります。
仕事が営業ということもあり、空いた時間を自由に使えるのでその時間に航空大の勉強をしてしまうことがあります。
管理人様のブログで「自分を厳しく律し続けろ」という記事がありましたが、そこには如何にパイロットが重責を負うのか書かれておりました。
これを読んだ時、「今の仕事についても正直責任(ノルマ)を全うできていない自分がパイロットを目指して良いのか?」と思いました。
しかし、ただでさえ勉強時間の確保が難しい中これ以上仕事に邁進すれば航空大学校合格は難しくなり、夢は遠のくとも思えます。
葛藤の日々を送っています。
率直にお聞きいたしますが、パイロットのスタート地点に立ってから自分を変える(責任を持つ)という心持ちは間違っているのでしょうか?
また、そんなことはできないのでしょうか?
By 候補生さん
回答
候補生さん、ご質問ありがとうございます。
非常に考えさせられる質問です、何と答えたらいいんだろうと手が止まってしまいました。
君のように仕事が猛烈に忙しい人もいるのでしょう。
また君が自分の仕事に対して大きな責任感をもってやっているからそう葛藤してしまうのだと思います。
以前に自分が書いたことを棚に上げてこう言うのもなんですが、僕はそれでいいんじゃないかと思います。
もちろん、「俺はパイロットになりたいんだから今の仕事は適当にやっていいや。」なんて考えではいけませんが、「自分にはやるべき目の前の仕事もあるけど、でも自分にはやりたいことがあって、そのために申し訳ないけどここからの時間はそのために使わせてもらう。」という考えはむしろ自己管理もできていていいのではないかと思います。
また仕事のノルマを責任と読み替えてしまうのは僕には疑問です。
どのような職種なのかはわかりませんが、責任というのは仕事の量ではなくて、仕事の質に対して負うものなんじゃないかな?
最近のテレビドラマでHEROという木村拓哉さん主演のドラマがありましたが(僕はあのドラマが大好きで全て見ています)、久利生検事のように自分の仕事に信念をもって、適当なことはしない。納得できないことは納得できるまでやるというのが責任じゃないでしょうか。
もちろん会社は利益をあげるために社員に対してノルマなるものを求めることもあるかもしれませんが、それと責任とは別のものだと僕は思います。
だから僕は君が自分の時間をパイロットになるという夢のために使うことに対して責任感がないとは思いません。仕事のための時間はしっかりと仕事をして、自分の時間はパイロットになるために勉強をする。
それでいいのではないかと思います。
以上、いろんな考えがあると思いますが、参考にして下さい。