自社養成パイロットの内定取り消しについて質問です。
いつも楽しく読ませてもらっています。
私は大学4年生で、父がそれだったこともあって幼い頃からの夢であったパイロットを目指し、自社養成試験を受験しています。段階としては3次試験の航空身体検査を控えています。
まだ内定をもらったわけでもないのにおこがましいのですが、本題の質問です。
もし仮に自社養成パイロットの内定をもらった後、大学の単位の取得数が足りず卒業できなかったら、問答無用で内定は取り消しになってしまうのでしょうか?
企業や業種によっては留年した場合1年は待ってもらえるところもあるという話を耳にするのですが、パイロットは厳しい自己管理を求められることもあって、大学の単位取得をきちんとこなせない人はいらないと判断されてしまうような気がしています。
もちろん卒業できるように全力は尽くす所存ですが、もしそうなってしまった場合どうなるのか、管理人さんの意見でも構いませんのでお答えいただければと思います。
By Grown up with the Airportさん
回答
Grown up with the Airportさん、ご質問ありがとうございます。
卒業が気になる季節になってきましたね。
実際に自社養成試験でどうしているのか、僕は正確なことは知りません。
しかし、募集要項に新卒なり、大学卒業資格保持者と書いてあるならば、それを満たさなくなった時点で内定が取り消されても文句は言えないし、それが普通だと思います。
一般企業の場合は、こいつはどうしてもほしい人材だから…という理由で一年間留保してもらえることがあるというのは僕も聞いたことがありますが、パイロットの場合はそうはいかないんじゃないかなというのが僕の私見です。
それはパイロットは自己管理が厳しいから、とかそういう理由じゃなくて、スーパプレーヤーを見つけて、「こいつに入ってきてもらえば当社の利益に大きく貢献してくれる」とか、パイロットはそういう性質の仕事ではないからです。
航空会社にとっては将来の人員計画があって、今年は何人機長なり副操縦士を養成する必要があって、ってのをきちんとしていかないと極端な話、路線を拡大したいのにパイロットが足りなくてできないみたいな状況になってしまいます。
だから他の企業と比べて、また極端な言い方をすれば「どうしてもこの人がほしい」っていうよりも、「基準を満たしたこの人数がほしい」って見方をするんだろうと思います。
以上、とにかく留年しないように頑張れとしか言えません。
残り少ない学生生活、楽しむことも忘れずに頑張って下さい。